今日は圧縮・解凍のお話です。
圧縮・解凍というのは、ファイルのサイズを小さくしたり(圧縮)、圧縮されたファイルを普通にワープロや表計算ソフトで使えるものに戻す(解凍)ことを言います。
よく見かける圧縮ファイルには"xxxx.zip"とか"xxxx.lzh"とかの名前のものがあります。
ファイル名の最後がzipとかlzhとかになっているファイルです。
zipとかlzhとか言うのは、圧縮のやり方が何種類もあって、どの圧縮方式を使ったものかがわかるように、ファイル名の最後に、決まった名前(拡張子といいます)がついています。
どこかのサイトからデータをダウンロードしてくる場合に、多くはこのような圧縮ファイルになっていると思います。
ですから、よく
「解凍用のツールを使ってください。
持ってない人はここから取得しましょう。」
といった注意書きがしてあるのを見かけると思います。
さて、この圧縮・解凍の説明をする前に、少し辛抱して「アーカイブ」という言葉の説明を聞いてください。
ウィキペディアの説明を以下に引用しました。
アーカイブ(英:Archive)とは、コンピュータにおいて、複数のファイルを一つのファイルにまとめたファイル、もしくはそれを作成する過程を指す。
この意味でのアーカイブを行なうソフトウェアを総称してファイル・アーカイバ (file archiver)、または単にアーカイバと呼び、アーカイバで作成したファイルはアーカイブファイルと呼ぶ。
また、アーカイブを書庫、アーカイブすることを「書庫化する」という場合もある。逆に元のファイルを取り出すことは抽出または展開という。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(改行を追加しています)
つまり、
たくさんあるファイルを管理しやすいように、1つもファイルにまとめたものが、アーカイブです。
どうしてこのような処理を行うのでしょうか?
皆さんは、ブログを運営していらっしゃいますか?
ブログの右側とか左側のスペースに、アーカイブと書いてあるのを見たことがないでしょうか?
アーカイブだとわかりにくいので「過去の記事」のような表記になっているかもしれません。
私のブログだと「2007年10月」と表示されています。
これは、「2007年10月」のブログの記事を1つにまとめたアーカイブというわけです。
1つ1つの記事のままだと、あとから保存したり、場所を移動したりする管理が面倒なのでこのようにしているわけです。
このように、複数のファイルをまとめたものがアーカイブなのです。
さてここで圧縮の話につながります。
1つのファイルにまとめるのはいいのですが、そのままだとファイルのサイズが大きくなります!!
単純に考えれば、まとめた数のファイルサイズを足し算したサイズになってしまいますから。
そこで登場するのが、このアーカイブ(書庫ファイル)のサイズを小さくして管理する圧縮・解凍の処理なわけです。
全体を固めてからサイズを圧縮する場合と、1つ1つのファイルを圧縮してから1つにまとめるという方法があります。
最初の方法だと、まず全部のファイルのまとまりを解凍しないと、1つ1つのファイルの中を見ることができません。
しかし、後の方法だとまず必要なファイルを書庫の中から探し出して、そのファイルについてだけ解凍を行えばいいことになります。
部分的に利用するのであれば処理がはやなります。
使い方にもよりますが、後の方法のほうが、便利だとお分かりいただけると思います。
以上お話してきたように、ファイルをまとめて書庫化することと、ファイルサイズを圧縮する処理はこのように密接に結びついています。
そして、これらの処理をまとめてやってくれるのが圧縮・解凍ツールということになります。
長くなりましたので、具体的なツールの話は次回に譲ります。
先ほどの記事も参考にしてください。
アーカイブ (コンピュータ) - Wikipedia
今日の内容を知らなくてもツールを使えば解凍できますが、
一応知識として知っておかれるといいと思います。
それではまた。